ぴんとこな!子どもと歌舞伎 国立劇場がおすすめ!安く分かりやすい解説付き!
今年の春、新歌舞伎座が開場。漫画「ぴんとこな」のヒットやドラマ化で歌舞伎が注目です。
ちょっと敷居が高いイメージですが、実は安いチケットでも充分楽しめます。まとめて紹介します。
少しでも安くチケットを購入するならば、6・7月の国立劇場「歌舞伎鑑賞教室」がおすすめです。
チケット料金は?
一等席3800円、二等席1500円です。
でも、もっとお得な楽しみ方があるんです。特にお子様がいるご家庭のおすすめです。
毎年、7月後半から「親子で楽しむ歌舞伎教室」が開催されます。
親は一等席2000円、二等席1300円。子ども一等席・二等席1000円。
購入方法は?
毎年、たいへん人気で5月下旬に予約開始。
必ず、大人・子どものセットで購入。
親(保護者)と子ども(18歳以下)各1枚以上で予約できます。
しかも1回の申込で6枚まで予約できるので、おじいちゃんやおばあちゃんも一緒に楽しめます。
実際に祖父母もお孫さんと一緒に来場されるご家族が多いですね。
歌舞伎は、東京の場合、銀座の新歌舞伎座や新橋演舞場などで観ることが出来ますが、国立劇場はおすすめです。
国立劇場HP
初めてでも分かる?
入場口でチケットを切ってもらうとパンフレットを受け取ります。
そのパンフレットの中に、お子様でも読めるような、簡単なあらすじがイラストとともに分かりやすく書いてあります。
開演前に読んでおくと、だいたいのストーリーが分かり、演目の流れが理解できます。
小学生は飽きちゃうんじゃない?
まず、開演前に、若手歌舞伎役者が、30分ほど、毎回工夫をこらして、歌舞伎についておもしろおかしく説明をしてくださいます。
この解説もその年の役者によって様々な工夫で、それもひとつの目玉です!
舞台装置のことや、黒子のこと、小道具についてなど、具体的に分かりやすく教えてくれます。
演目は長いの?
最初の説明が終わると、約20分の休憩があります。
この時に、お手洗いに行ったり、ロビーで喉を潤したりします。
お席に着いたら、飲んだり食べたりしてはいけませんから、休憩時間を上手に使ってくださいね。
その後、「まもなく開演時間です。」と静かに案内のアナウンスが流れ、自然と演目の始まりです。
だいたい、約1時間ほどです。
低学年のお子さんには、少し長く感じるかも知れませんね。
ただ、舞台が変わる様子も見られるので、現代劇とは異なって興味ぶかいです。
二等席だと見えない?
そんなことはありません。
正直、昔の銀座の歌舞伎座は、良い席(高価なチケット)でないと、花道は見えませんでした。(新歌舞伎座はどうなんでしょう?)
しかし、この国立劇場は、最後尾の一番安い席からも「花道」が見れます。しかも、後ろの席でもちょうどいい具合の勾配で、
オペラグラスなしで舞台が楽しめます。右写真は2階の最後方の席からの眺めです。左側に花道もしっかり見えます♪
国立劇場で開催の親子歌舞伎教室。
夏休みの特別日程以外の6月、7月は、一等席3800円、二等席1500円ですので、本当にお得です。
毎年ありますので、5月ごろ国立劇場のHPで確認してみてください♪